管理栄養士の合格率ってどのくらいですか?
管理栄養士の国家試験の淡河確率は、例年8割前後と高めです。
その為、誰でも受かるのかと思いきや、当然ながらそんなことはありません。
管理栄養士の合格率だけを見ると確かに高いですが、実はこの合格率、受験者の状態によってカテゴリ分けすると、大きな差があります。
そのカテゴリとは、新卒で試験を受けるか、既卒で試験を受けるか、です。
新卒でそのまま管理栄養士の試験を受けた場合の合格率は8~9割と非常に高いのですが、既卒の合格率は高くとも3割、何と新卒受験者に比べると、半分以下になってしまいます。
この差は一体何かというと、やはり勉強をしてから間が空いてしまっているかの差が大きいでしょう。
新卒の場合は、学校などの養成校でみっちりと勉強をした上で臨む事が出来るので、記憶が薄れることなく、そのままの実力を発揮できる人が多いのです。
が、既卒者の場合はどうしても、時間が空けば空くほど現場から遠ざかり、気がついた時には色々な知識がどこかにいってしまっている、なんてことも少なくありません。
出来るだけ勉強してから、記憶が薄れる前にすぐに受けるとした方が、管理栄養士の場合は特に、合格しやすくなると言えるでしょう。
合格率をアップさせたいのであれば、現役で受験して合格することをおすすめします。
管理栄養士の試験って難しい?
管理栄養士の試験は、午前と午後の部で形成されていて、午前の部からは105問、午後の部からは95問と分けて出題されます。
受験科目は全9科目で、いずれも非常に幅広く、深い知識が必要になるため、難しいと言えば確かに難しいでしょう。
ですが、新卒者の合格率を見ると分かるように、決して無理難題という訳ではないです。
きちんと勉強と対策をして臨むことで、そこまで難易度が高い試験になる事は無いでしょう。
後は受験資格がありますので、受験資格を得るために、どのルートを辿るか考えて見て下さい。
管理栄養士の試験を受ける人の多くが、養成校などで2~3年勉強し、特定の施設で2~3年実務経験を積んだ人になります。
または、4年間の養成校を卒業して、鋭意容姿の免許を受けた人の場合受験資格を得ることができますので、こちらのルートを辿るという人も多いでしょう。
自分が一番やりやすいやり方でとることが大切ですが、自分に合っているやり方をとらないと、しっかりと勉強も出来ず、資格取得もすることが出来ません。
自分のライフスタイル、現状などと合わせて、どの方法が一番現実的なのかを考えてみましょう。
決して受からない試験ではなく、現役であればほとんどの方が合格するといっても過言ではないので、安心して下さい。