・医療事務の仕事に興味があります。需要はありますか?
4歳の子どもがいる主婦です。
今現在は専業主婦をしていますが、これからお金も必要になると思うので、資格をとってしっかり働きたいと思っています。
そこで気になっているのが「医療事務」の資格です。
医療関係の仕事は、クリニックであればお休みがきちんとしているし、残業も少ないと聞きました。
また医療事務なら景気に左右されることなく安定して働けるのでは、という考えもあります。
医療事務の資格を取得したら、すぐに就職できるものでしょうか?
医療事務の仕事をする上で、デメリットはありますか?
・地域によって需要は異なります。かなり忙しいことは覚悟して
医療事務の資格は、多くの通信教育会社で頻繁に宣伝されていることもあり、子育て中の主婦の人や、女性が興味を持つ資格のひとつではないかと思います。
そもそも、医療事務という仕事は資格がなければできない仕事ではなく、医療事務の資格自体が国家資格というわけではないので、資格がなくても仕事をすることは可能です。
しかし、今はどの医療機関も即戦力として活躍できる人を求めていること、また医療事務の資格を取得した上で求人に応募する人がほとんどであることから、医療事務の仕事をしたいと思ったら、資格を取得することは必須であるといえるでしょう。
医療事務の資格は、通信教育を受けた上で受験するという方法もありますし、専門学校で学んで受験することもできます。
独学で勉強することも可能ですが、まったくの未経験だと最初から独学は厳しいと思いますので、何らかの教材を利用して学ぶほうが効率的です。
いざ資格を取得しても、就職先がなければ話になりません。
医療事務の需要とはあるのか、という点については、地域などによって異なる面がとても大きいと思われます。
医療事務の資格を取得して、未経験で新しくできたクリニックにすぐ就職できた、という人もいれば、資格を取得したはいいけれど、通える範囲で医療事務の募集がまったくない、という人もいるようです。
医療事務の仕事は、就業時間や休日が安定しており、また比較的働きやすい職場が多いことから、女性にかなり人気があります。
タイミングが合えば就職できますが、離職率が低いので、求人が少ない地域だと全く募集していないということもあるのでその点には注意が必要です。
また、医療事務の仕事は休日が安定していることから働きやすいと考えている人が多く、実際に働きやすい職場が多いのも事実なのですが、勤務中はかなりの激務になる可能性が高いことは覚悟しておきましょう。
特に小児科になると、冬はインフルエンザの予防接種や風邪などでかなり患者が増え、休みなしで働かなければならないことも多々あります。
通勤範囲の需要や、仕事内容を加味した上で資格取得を検討してみてくださいね。