子供には苦労をさせたくない!
私と夫はふたりとも薬剤師として働いています。
一人娘が大学受験をする際に薬学部のある大学を選択していたため、てっきり私達と同じように薬剤師として働く意思があるものだと考えていましたが、最近になって薬剤師免許を活かしてMRになりたいと言い出しました。
個人的な主観で申し訳ないのですが、MRといえば男社会で厳しいというイメージが強く、女性である娘がMRになっても苦労の連続なのではないかと心配しています。
できればMRではなく、薬剤師になってもらいたいと考えていますが、どうやら私達夫婦が薬剤師としてずっと働いてきた姿を見てきたからなのか薬剤師だけはなりたくないと言い張るのです。
子供には苦労をさせたくないと思う反面で、子供が自分で決めた進路を尊重するべきなのではないかとも考えて葛藤しています。
果たしてMRを目指す子供の進路に対して、親が口を出しても良いのでしょうか?
子供の意思を尊重すべき
あなたの娘さんがなぜ頑なに薬剤師にはなりたくないと言っているのかわかりませんが、娘さんが自分で決めた道を応援してあげてはいかがでしょうか?
親御さんとしては子供が苦労するかもしれないと思えば心配をして当然ですが、既に成人をしていると思われる娘さんが自分で決めた道なのでエールを送ってあげてはどうでしょう。
実際にMRとして仕事に従事してみて、自分にはやっぱり合わないと思えば辞めて薬剤師としての道を再検討しても良いですし、その他の職種を検討しても良いはずです。
親であるあなたが娘さんの力を信じてあげなければいけないはずです。
MRの仕事も良いものです
私も薬剤師免許を取得しましたがMRになる道を選択し、今でもMRとして仕事をしています。
確かにMRの仕事は厳しい面もありますが、これはMRに限らずどんな職種でも厳しいなとか大変だなと感じることはあるはずです。
一昔前のMRはとにかく接待が大変で思うように休日が取れないと苦労していたようですが、現在は基本的に接待を行うことが禁止されているため頻度が減っていますし、接待を拒否する医師が増えているのも事実です。
そういった面では一昔前のMRよりも仕事がしやすくなっているように感じられますが、もちろん他にも何かと大変な面もあります。
参考:MRの接待
しかし苦労を重ねながらも自分の実力次第で営業成績をアップさせることができるため、自分がどれだけ力を秘めているのか挑戦したくなるのも事実です。
MRとして高い実力があることがわかれば自分に自信を持てますので、これからも頑張ろうという意欲が湧いてきます。
その前に女性がMRとして採用されるのは難しいとも言われていますので、あなたの娘さんが希望通りの進路を辿るとは限りませんが、ぜひ親として賛成してあげると喜んでもらえるはずです。