・薬の副作用を知って、上手に薬と付き合いましょう
風邪薬を服用したら、お酒は飲んではいけないなど、薬の飲み方にはいろいろな注意点がありますね。
風邪薬とお酒を一緒に服用すると、ふらつきやめまいなどの副作用が起こる可能性があることから、このような注意がうながされています。
薬の副作用には本当にいろいろなものがあり、小さな副作用から命の危険に関わるものまで実にさまざまです。
小さなものだと、こちらも風邪薬になりますが、風邪薬を飲むと眠くなるというのは、風邪薬における副作用のひとつになります。
そのほかにも、病院で薬を処方してもらうと、副作用として胃痛や吐き気、眠気、膨満感など、いろいろな副作用の注意書きがあるのを見ることも多いのではないでしょうか。
どうして薬には副作用が起こってしまうのかというと、これにはいろいろな理由があります。
副作用の起こるきっかけにはいろいろなものがあり、風邪薬を飲むと眠くなる、といった類の副作用は薬の性質によるところが大きいです。
そのほかに副作用が起こる原因としては、薬を飲む人がその薬に含まれている成分に対してアレルギーをもっていたり、薬の使用方法を間違ってしまったことなども挙げられます。
薬の成分については、いろいろな症状に効果がある分、その効果がほかの面では副作用となってしまうことがあるようです。
危険な副作用として知られているものに、「アナフィラキシーショック」があります。
これは、もっとも症状の強いアレルギーで、体に蕁麻疹ができたり、むくみや吐き気が起こるほか、適切な処置が遅れてしまうと、死に至ることもある怖い副作用です。
アナフィラキシーショックが起こる原因についてははっきり分かっていないようですが、これまでに何らかの薬でアレルギー症状が出たことがある場合は、アナフィラキシーショックが起こる可能性が高いといわれています。
・薬の副作用を予防するには
薬の成分によって、眠気などの副作用が起こる場合は別として、薬を服用した際の副作用を防ぐには、決められた容量や飲み方を必ず守ること、医師や薬剤師から受ける説明をきちんと聞いて、副作用に備えることが大切です。
市販薬は別として、処方箋薬局で購入した薬については、その薬の特徴や副作用などの情報が細かく書かれた紙を渡されます。
その紙を見れば、自分が飲んでいる薬についてしっかり理解できますので、必ず目を通しておきましょう。
市販薬については、飲み合わせについて説明書に記載されていますので、そちらをしっかり読んだ上で、副作用の起こらないよう注意して服用してください。
また、症状が改善されないからといって、むやみにいろいろな薬を一緒に飲まないことも大切です。