どうやったら注射が上手くなるのか…？
看護師の仕事はやりがいを感じているのですが、どうしても苦手なのが注射です。
先日、静脈内注射をしたのですが針を刺してから血管が逃げてしまい探していると患者さんに怒られてしまい「もっと注射が上手な看護師さんを呼んで！」と言われてしまいました。
注射が苦手なので上手くなりたいのですがどうしたら良いものかと先輩に相談をしたところ、慣れしかない！と一喝されてしまいました。
慣れるしかないと言っても、毎回こんなに失敗していると患者さんにも迷惑をかけてしまうと思ってどうしても上手くできません。
やはり慣れしかないのでしょうか…？
苦手意識を捨てましょう！
私も看護師になりたての頃は注射が苦手で患者さんからよく叱られたものです。
患者さんの中には私の顔を見るなり、他の看護師を指名して注射をするように言う人もいたので、情けないやら悔しいやら複雑な思いでした。
何とか上手になりたいと思い、注射が上手な先輩看護師にアドバイスを求めてみたところ、「あなたは怖がっているから上手くできない」と指摘され、その時初めて私自身が注射に対して恐怖心を持っていることに気付きました。
看護師が怖がって恐る恐る針を刺そうとすると患者さんにも怖い思いをさせてしまうので、自信を持って狙いを定めてスッと刺すようにすると患者さんにも痛い思いをさせずに上手くいきやすいと教えてもらいました。
角度をだいたい15～20度くらいに寝かせるようにしながら刺すのもコツです。
確かに慣れは大事ですが、あなたが自信を持つことも重要なのでこれからも頑張ってください！
焦らずに頑張りましょう！
私も新人看護師の頃はなかなかルートが取れずに先輩にヘルプを依頼することが多くて情けない思いをしたので質問者さんの気持ちがよくわかりますよ！
私の場合は上手に注射ができるようになるまで1年半くらいかかったように記憶しています。
患者さんに迷惑がかからないように頭の中で注射のシミュレーションを何度も重ねていたので、仕事をしていない時も注射のことで頭が一杯になるほどでした。
後輩看護師が入ってきた頃から自分も先輩看護師という立場になったことで後輩には負けていられない！という気持ちが強くなり、注射に対して恐怖心が吹っ切れてから急に上達したように感じています。
今では後輩からもヘルプを頼まれるようになり、患者さんからの信頼される立場になりました。
あなたも焦らずに何度も練習を重ねて頑張ってください。
誰も最初から上手くできません
注射がうまくできないと感じるのはあなただけではありません。
誰もが練習を重ねて少しずつ技術を習得するもので、上達度は個人差があれどいつか上手くなる日が来るはずです。